船の上から自然を満喫!魚沼市の秘境「奥只見湖」

越後三山をはじめとする山々に囲まれ、魚野川や破間川といった大きな河川があり、自然を身近に感じられる魚沼市。

とは言え、市街地に暮らしていれば「自然に囲まれて癒されたい!」と思う時もありますよね?

魚沼市の中心地から小一時間車を走らせれば、そんな自然の中にどっぷりと浸かれるスポットがあります。それが奥只見湖(おくただみこ)です。

道1本で辿り着ける奥只見湖

魚沼市役所から湯之谷方面に車を走らせると、大湯温泉の1歩手前に、奥只見湖につながるトンネル道「シルバーライン」があります。

「シルバーライン」の入り口には料金所のようなゲートがありますが、これは冬季の夜間に封鎖されるためのもの。
通常は止まることなく無料で通過できます。

ここからはしばらく坂道とトンネルが続きます。
トンネルも普通のトンネルではなく、次第に手掘りの壁へと変化し、天井からは水が滴ってきているのがなんとも印象的です。

ホラー系が苦手な方は少し怖いかもしれませんが、ちょっとしたアトラクションのようで、ワクワクする道でもあります。

新米の魚沼産コシヒカリを使った、おいしい料理

長いトンネルを抜けると、山々に囲まれた「奥只見ダム」が姿を現します。
とても雄大なダムです。

そのすぐ隣に広い駐車場があり、そこには2つのドライブインが!
今回は、「奥只見レイクハウス」にお邪魔しました。

しかし!

店に入るまでもなく飛び込んでくる、そそられる看板!

迷わず買っちゃいました。
岩魚の塩焼きは、外で購入しても店内で食べることができるそうです。

店内には、お土産品も売っています。
新米の季節だったので「新米の魚沼産コシヒカリ」もありました。
当然、店内で提供してもらう定食のご飯も「新米の魚沼産コシヒカリ」!

まずは、なんとも珍しいマスのいくらを乗せた「黄金いくら丼(ミニ)」!

本当に黄金のような輝き!
スプーンがスコップの形をしているのも可愛らしい。

鮭のいくらよりも小粒ですが、風味が豊かで生臭さがないので食べやすいです。
また、食感が強いので食べ応えがあるのも特徴でしょう。

さらに魚沼と言えばけんちん汁!

魚沼では根菜類の他に、山菜やきのこ、特に「あまんだれ」という種類のきのこを入れて作るけんちん汁が郷土料理として親しまれています。

というわけで「けんちん汁定食」をいただきます。

メニューを見ると
「正直言って店内では作っていません!」
という表記(笑)。

そんな潔さも、この自然の中では笑って許せてしまうのが面白いところです。

店内で作っていなくても、もちろんおいしいお汁でした。

そして輝く新米!
このふたつの相性は抜群!

ご飯もお汁もけっこうな盛りだったのに、おいしくてペロッと食べ終わっちゃいました。

他にも、魚沼の豚「深雪もちぶた」を使用した豚丼や、ダムカレーもありましたよ。

紅葉の名所百選のダム湖へ

食堂を出てから向かったのは、ダムの貯水湖。

まずは、駐車場からダムそのものの雄大さを堪能します。

そして、駐車場から階段を上ってダムの向こう側へ。

階段は緩やかな段差ではありますが、いい運動になるくらいの距離があります。

しかし、「階段を登るのがつらい…」という人のために、スロープカー(片道100円)も用意されているので、高齢の方や子連れでも安心して進めますよ。

スロープカーは駐車場からダムの上まで通っています。
駐車場からの階段以外はほぼ平坦な道ですので、ここを歩かずにすむのは楽ちんです。

ダムの上までくると、「奥只見湖」を間近で見ることができます。

ちょうど紅葉のシーズンだったので、山が色づいてとてもきれいです。

紅葉もその年によって色づき方が異なるので、毎年訪れても感動できる私のお気に入りの場所です。

実は、この奥只見湖は「日本紅葉の名所100選」にも選ばれています。

約40分の遊覧船での周遊で、雄大な景色を満喫!

階段を抜けてダムの上に出てから、5分ほど歩いたところに遊覧船乗り場があります。

紅葉シーズンは、1時間に3本ほどの間隔で運行しているので、あまり時間を気にせずに向かって大丈夫です。

春夏は時間が決まっているので、ホームページから時刻表を確認した方が良いでしょう。

今回乗船するのがこちら!

「しおり丸」です。

他にも船は3隻あり、メインとなる1番大きな船は「ファンタジア号」。

こちらは定員300名の大きな船で、写真のように外に出て景色を楽しむことができます。

今回乗船した「しおり丸」は、定員100名で、基本的に着席して乗船するタイプ。
船内は2人掛け(感染症対策のため。通常は3人掛け)の席が船の左右にあります。

座って窓から眺めることもできますし、船の後方には小さなデッキがあるので、風にあたりながら風景を楽しむことも可能!

ちなみに、進行方向右側の席の方が、より景色を堪能できそうだと思いました。
反時計回りで周遊するため、右側の方が山が近くに見えるのです。
もちろん、左側の座席からも、綺麗な景色は眺められますよ。

秋のこの時期には、紅葉を楽しめるだけでなく、冠雪した荒沢岳や、尾瀬の平ヶ岳も眺めることができ、季節の移ろいも感じられますね。

周遊だけでなく、尾瀬までの連絡船もここから出ていますので、時間に余裕のある方は尾瀬まで足を伸ばしても楽しいかもしれません。

約40分の船旅も、楽しくてあっという間です。

魚沼市役所から車で1時間ちょっとの場所にある「奥只見湖」の紹介でした。

今回は食事と遊覧船を楽しみましたが、ゆったりと座って自然を眺めるのも良さそうです。
鳥のさえずりを聞いたり、野草を探してみるのもいいでしょう。
運が良いと、ニホンカモシカやワシなどの貴重な野生動物も見られるようです!

秋の紅葉シーズン以外にも、新緑の季節には残雪と植物とのコラボレーションが楽しめますので、冬季以外はいつ来ても楽しめますね。

奥只見湖
住所:新潟県魚沼市湯之谷芋川字大鳥
アクセス:関越自動車道「小出IC」より奥只見シルバーライン経由、車で約50分
     JR上越新幹線「浦佐駅」よりバスで約60~75分
     JR上越線「小出駅」より車で約60分
TEL: 025-795-2750(奥只見観光株式会社)

奥只見レイクハウス
住所:新潟県魚沼市奥只見
TEL:025-795-2445
営業期間:4月初旬~11月中旬(お食事・お土産)
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。