今回は新潟県南魚沼市の観光地でもある、「魚沼の里」の「八海山雪室(はっかいさんゆきむろ)」へ訪れた際に、たまたま地図で「雷電様の水(らいでんさまのみず)」という文字を見つけました。
そこは新潟県の名水が湧き出る場所で、地元の酒蔵「八海山」の商品であるお酒やビールにも使われています。訪れた「魚沼の里」の「八海山雪室」からも近い距離にあり、行ってみました!
訪れやすい「雷電様の水」!
「雷電様の水」は新潟県南魚沼市藤原地内「藤原神社(ふじわらじんじゃ)」の境内にあります。
「八海山雪室」のある「魚沼の里」から車で10分程度で、六日町ICからは約15分程度です。又はJR上越線五日町駅からタクシーで約13分ほどの距離にあります。
私はナビを頼りに伺いましたが、向かっている途中、『湧き水は山の中にあるイメージで、道も悪いのではないか…』や、『すごく民家の多い道だが、合っているのだろうか…』と、ナビに案内される道で少々不安を覚えていました。
しかしながらそれは杞憂で、車が余裕で通れる程の道幅はあり、手入れ、舗装がされており、通りやすい道でした!

神聖で幻想的な場所
民家の多い道を通っていたのに、急に山の入口のような道になりました。そのまま少しだけ進むと、突然、開けた場所が。
その開けた場所に、ひっそりと「藤原神社」は構えていて、境内に「雷電様の水」はありました。
この日は晴れていて、心地の良い暖かさがありましたが、この場所だけは違っていました。
「藤原神社」の境内、「雷電様の水」の周りは、静寂に包まれ、空気はひんやりと澄んでいて、ここだけ少し違う世界のような、幻想的で不思議な空間がそこにはありました。

人けはなく、周りの木々も岩も苔むしていて、なんとも「神聖」さを感じるような場所でした。
甘さを感じる柔らかな水
「藤原神社」の御神水が、「雷電様の水」です。横には手酌がありましたので、清めてからさっそくいただいてみました。

一口目から感じたのは、『とても柔らかい』でした。
口当たりがとても柔らかいのです。そして、どことなく甘みを感じます。

雪国である南魚沼市の気温は平均で夏は27度、冬は-1度と、気温差があります。「雷電様の水」は、1年を通して平均水温はあまり変わりがありません。夏は12度、冬は11度ほどで、夏は冷たく、冬は温かく感じるのです。
雷電様の伝説
この「雷電様の水」には伝説があります。「藤原神社」の目印にもなる「雷電様の水、水汲み場」という看板に説明書きがありました。

その昔、この辺りは落雷や干ばつによる被害に困り果てていました。そこで、この近くの大樹の根元に「雷電様」を祀ったところ、落雷や干ばつが無くなりました。
その後、「雷神様」の傍らから湧水が湧き始めたそうです。この湧水は大雨でも日照りでも、一片の濁りも、水量が変わることもなく、一定量湧出し続けています。
「八海山」の仕込み水
お酒作りが盛んな地域でもある南魚沼市で、おいしいお酒作りに欠かせないものの一つは「おいしい水」です。仕込み水はできあがるお酒の30~40倍もの水が必要ともいわれています。
「雷電様の水」は、なんと一日400トン、1時間16~17トンも湧出していて、地元の酒蔵「八海山」の清酒の仕込み水として使われています。
また、「八海山」の商品の中に「HAKKAISAN RYDEEN BEER(はっかいさん ライディーン ビール)」というものがあります。この名前の由来は、ここ「雷電様の水」を仕込み水として使用していることから、「ライディーン」と名づけられたそうです。
幻想的で神聖な空間にある伝説の「雷電様の水」。とても柔らかくおいしいので、ぜひ一度足を運んでみてください。その空間だけでとても癒されます。
雷電様の水
住所:新潟県南魚沼市藤原762(藤原神社境内)
アクセス:
関越自動車道六日町ICから車で約15分
JR上越線五日町駅からタクシーで約13分
駐車場あり(冬季閉鎖)















